資格試験について
確かな実力の証として、社会的な信用を得る!
建築物における「室内空間の設計」に関する知識・技術を証明する資格、インテリアプランナー。
昭和62年度から平成12年度までは、国土交通大臣認定事業として、財団法人 建築技術教育普及センターが試験を実施していました。平成13年度からは、同センター独自の民間資格制度となっています。
民間資格のため、なくても仕事をすることはできます。しかし、資格があれば、確かな実力の証として、社会的な信用を得ることができます。現在、1万2千名のインテリアプランナーが、全国のインテリアデザイン事務所、インテリア設計・施工会社、建築設計事務所、建設会社などで活躍しています。また関連機関である「一般社団法人 日本インテリアプランナー協会」に入会可能です。
また、他の資格を取得する場合にも、メリットがあります。
商業施設士試験の構想表現(実技)試験では、実務経験なしで受験でき、学科試験の「施設計画」が免除されます。マンションリフォームマネジャー試験では、学科試験の「学科I」が免除されます。 さらに、独立行政法人都市再生機構においては、登録に当たっての有資格者の欄に「インテリアプランナー」の人数が記載可能です。
学科の合格ラインは6割、設計製図の合格率は約30%
ここで、平成21年度を例に、試験の流れを見てみましょう。
- 受験資格は、満20歳以上のみ。
- 試験日は、平成21年11月15日(日)
- 学科試験 9:30~11:00(1時間30分)
- 設計製図試験 12:00~18:00(6時間)
となっており、一日で、学科・設計製図、両方の試験が行われます。 5年以内に2つ合格すればよいため、受験区分も、学科のみ、設計製図のみ、両方の3つから選ぶことができます。
学科試験は、四枝択一式の30問で、インテリア計画・インテリア装備・インテリア施工・インテリア法規・建築一般から出題されます。 30点満点で18点以上が合格です。
設計製図試験は、建築物における空間の使われ方、生活のイメージが判るようなインテリア設計に関した内容で、課題は7月31日受験総合案内書で公表されます。
設計主旨、平面図、断面図、展開図、天井伏図、透視図、一部詳細図、仕上表、家具表等のうち指定のものを提出します。 こちらの合格率は毎年30%前後の狭き門となっています。
試験地は、札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・京都府・大阪府・広島市・福岡市の8都市です。
合格者発表は、平成22年2月12日(金)の予定です。試験結果は、合否にかかわらず通知され、不合格者には試験の成績も通知されます。このとき、合格基準等も公表されます。
受験資格は満20歳以上のみ。合格後、登録するには実務経験年数も問われます
ここで、ご参考までに、前回の合格者の内訳を見てみましょう。
男女比はほぼ半々、合格者の約半数、47.2%を30代が占め、続いて20代が39.2%、40代以上が13.6%と続き、合格者の平均年齢は31.3歳でした。
合格者の勤務先は、建築設計事務所が19.9%、総合建設業が17.4% インテリア設計・施工会社が13.0%、プレハブ住宅会社・ 不動産業が11.8%と、実際に建築・インテリアの現場で働いている人が6割以上を占め、,学生も21.7%いました。
学科試験は選択式のため、本人の努力次第で、素人でも合格できる可能はあります。
設計製図試験は、6時間という限られた時間の中で、手作業での図面を作成します。かなりの速さと美しさ、完成度を要求されるため、専門の学校・講座で学ぶか、現場での経験が必要になります。

